SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
H25.2.13
愛媛県内で、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染して死亡した人が報告されました。
これは、県内にこのウイルスを持ったマダニが存在することを意味します。
しっかりと知識を身につけ、予防していきましょう。
愛媛県内で、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染して死亡した人が報告されました。
これは、県内にこのウイルスを持ったマダニが存在することを意味します。
しっかりと知識を身につけ、予防していきましょう。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)
疫学:
2011年に中国で命名された新規感染症で、SFTSウイルスによって引き起こされる。
感染動物:
ヒト
感染経路:
SFTSウイルスを有するマダニの咬傷により、体内にウイルスが入ることで感染する。
また、患者の血液や体液からも直接感染する。
また、患者の血液や体液からも直接感染する。
症状:
6〜14日程度の潜伏期間の後、発熱、消化器症状、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などが現れる。
致死率は10%を上回るとされている。
致死率は10%を上回るとされている。
治療法:
現在、有効な治療法やワクチンは見つかっておらず、対症療法のみである。
予防法:
草むらや藪に入る時は、長ズボンをはくなど、肌の露出を減らす。
★平成29年9月現在、犬や猫がこの病気を発症したという報告が少数例出ております。
しかし、そのような症例はごく少数であること、
また、犬や猫から人にうつるかどうかなど、詳しいことはまだよくわかっていないため、不必要に怖がることはないでしょう。
今できることは、散歩などでマダニがつき、家に持ち帰ってしまうことがないよう、
飼い犬、飼い猫にマダニ駆除剤をつけ、マダニ予防をすることです。
推奨予防期間は、3月〜11月です。
最新情報が入り次第、追記します。